内視鏡手術

当院では様々な内視鏡手術を行うため、硬性鏡装置を取り入れています。
内視鏡には軟性鏡と硬性鏡の二種類がありますが、胃カメラなどのような内視鏡は軟性鏡です。
当院で行っている硬性鏡による内視鏡手術は、関節鏡手術と腹腔鏡手術です。
関節鏡手術は、主に前十字靭帯断裂の診断と断裂した靭帯の処置、半月板損傷の診断検査です。

小型犬の前十字靭帯を関節鏡下で処理しているところです。
完全に断裂してしまった靭帯を関節鏡下で切除しています。
関節鏡下で詳しく検査して処置を行った後にTPLOという前十字靭帯断裂の手術治療を行います。

2.4mmTPLOの手術後です。
関節鏡を用いることで、切開が小さく体への負担を軽減することができます。

膝関節に数ミリの切開をおこない、関節内に細いスコープを入れると拡大された視野で関節内をよく見ることができます
小さな足だと操作が細かくて難しいところはありますが、肉眼で見るよりハッキリと関節内を見ることができるため

小さな靭帯の変性や、炎症なども検出することができます。

腹腔鏡手術では避妊手術や膀胱結石の手術を行っています。
方法は様々なのですが、おなかに数ミリの切開を2~3か所おこない避妊手術を行う事ができます。

傷が小さく身体への負担が少ないのは腹腔鏡手術の大きなメリットですが、その他にも利点はたくさんあります。

鈴木犬猫病院
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