5/31~6/2まで横浜で開催されたAO vetの整形外科コースを受講してきました。
これまでにもAO vetについては触れてきましたが、AOは人医療・動物医療の骨折治療のガイドラインを研究して教育活動をおこなっている世界的なグループです。
今回のコースも日本人の先生だけではなく、オーストラリア、イタリアの整形外科専門医からレクチャーを受けて、すぐに模型を使った実習をすることができました。
今回はアドバンスコースで、内容は複雑な骨折の治療法から合併症にいたるまででした。
骨がバラバラに砕けてしまったような骨折や、関節内部の骨折などなど、実際に診療している際に治療が大変なものばかりでした。
技術的なものもたくさん習得できたと思いますが、治療に対する基本的な考え方をあらためて勉強する事ができました。
現在の医療では、なるべく体に負担をかけないような治療法がおこなわれてきています。
整形外科の分野も同様に、手術をする際に骨折部位になるべく触らない、いかに骨の周りの筋肉を守るかなどを重視しています。
小さな骨を元通りの形にすることはとても難しいのですが、からだへのダメージに注意して手術をすることがとても大切です。
当然のことですが骨折した骨は生きていますので、骨の再生などを考えながら治療を計画していくことが大切だとあらためて実感できました。
鈴木犬猫病院
〒263-0051
千葉県千葉市稲毛区園生町582-1
TEL 043-252-1303
FAX 043-253-8808
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