我々獣医師は、日々の診療の中で多くのわんちゃんねこちゃんを診察しています。
近年伴侶動物の寿命は延び、ご家族と共に幸せな時間を過ごすことができるようになりました。
伴侶動物が高齢化する中で、動物病院でも人と同じように腫瘍という病気を診断治療する機会が増えました。
腫瘍の治療は高い専門知識と豊富な経験が必要なのは言うまでもありません。そのため、日本獣医がん学会は、日本国内の腫瘍治療の発展とさらなる治療技術向上のため認定医制度を設けています。
腫瘍認定医試験は腫瘍に関する専門知識だけではなく、一般的な臨床能力も問われる認定医試験ですが、何度も学会に参加して受験資格を得るため、非番の日に何度も学会に通い勉強をします。
この度、当院勤務医の杉下先生が腫瘍Ⅱ種認定医試験に合格しました。
杉下先生がたくさんの飼い主様に寄り添いながら、諦めず直向きに病気の治療を行う姿を見てきました。晴れて腫瘍認定医を取得できたことは自分のことのように嬉しいです。
杉下先生おめでとう