通常内視鏡では消化管内の異常を目視したり、異常のある箇所の組織をバイオプシー鉗子で取り出し生検したり病理組織学的検索を致します。
今回は内視鏡で胃内に在った異物を確認しましたが、異物が余りにも大き過ぎて取り出すことが出来ずに開腹手術をしました。
異物は無事に摘出されましたが、胃・食道は異物のせいでかなり傷つけられていました。
異物の正体ですが、牛のヒズメでした。
この牛の蹄(ヒズメ)ですが大型犬に与えるチューイングガムのような物で、
ペットショップで売られています。
通常は繰り返して咬み砕きほんの少しずつ食べます。
ところが急いて飲み込むと今回のような大変なことに成ります。
中型犬以上の飼い主の皆様もこの事にはお気をつけ下さい。
鈴木犬猫病院
〒263-0051
千葉県千葉市稲毛区園生町582-1
TEL 043-252-1303
FAX 043-253-8808
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