肛門腺絞り☆

こんにちは!!

今日は、肛門腺絞りのやり方についてお話します^^

(診察中、肛門腺の絞り方を聞かれることが多いので、実際の絞り方をお伝えします♪)

 

まずは肛門腺ってなんでしょう??

わんちゃん、ねこちゃんは肛門腺のにおいで自分以外の相手を識別したり、縄張りの臭い付けに利用します。

 

どこにあるの??

肛門の左右に一対の袋があり、それが肛門腺です。肉眼ではみえませんが、触るとふくらみがわかります。(肛門を中心に4時と8時の位置にあります)

この中に、悪臭がある分泌物が入っていて、この分泌物が肛門嚢液や肛門腺液と呼ばれます。通常は排便時に肛門腺が圧迫されて、便とともにこの分泌物が排泄されます。しかし、もともと肛門腺の出口付近が狭かったり、腸に炎症があったり、肛門嚢液の性状が固く変化したり、うまく出にくい場合があります。

そのため、定期的に人の手で絞ってあげる必要があります。

絞る頻度は個体差がありますが2~6週毎くらいでしょうか?^^!

 

実際にやってみましょう!!

病院の愛犬 ”かすみちゃん” をお手本にやってみましょう♪

 ①まずはしっかり起立させます

 

 

 

②尻尾を上にしっかり持ち上げます

 

 

 

 ③肛門腺の位置を確認します

(青丸のあたりを触るとふくらみがあります)

 

 

奥側から手前に絞りだします

 

 

 

 ⑤肛門から肛門嚢液がでてきます

臭い分泌物がでます。たくさんでるコはでますが、やりすぎは注意です!

 

 

 

以上です^^!!

 

かすみちゃん

ぜひ、おうちでチャレンジしてみてください~

もし難しければ、病院で絞りますので、お気軽にお越しください☆