熱中症にご注意を

春から夏にかけてわんちゃんと一緒にお出かけをする機会が増えるかと思います

そんな時に気をつけていただきたいのが熱中症です

晴れた日の車の中はあっという間に室温が上がってしまいます

夏場に車のエンジンを切って窓を閉め切った状態だと、15分ほどで車内室温が25度から45度にまで上昇するそうです

人は皮膚から汗を掻くことで体表の熱を冷ましてくれますが、わんちゃんの場合は汗をかくことができるのは足の裏のみです

そのためわんちゃんは体に熱がこもりやすい動物なんです

 

わんちゃんが熱中症になると・・・

⚪︎ 舌を出してハァハァとパンティングをします

⚪︎ 大量のよだれを流します

⚪︎ 嘔吐や下痢が見られます

⚪︎ 歯茎や目の結膜が赤黒く変色します

 

さらに進行すると・・・

⚪︎ 虚脱、失神、痙攣などが見られます

⚪︎ チアノーゼといって舌の色が紫になります

進行して悪化してしますと亡くなることもありますし、治療が長期にわたり必要になることがあります

 

お出かけの時以外にも、エアコンのない状態で窓を閉め切ったままでは熱中症になる心配がありますのでご注意ください

長時間、わんちゃんがお車で留守番しなければならないような状況が予想される場合は、ご自宅でお留守番をしてもらうようにしてあげてください