安心できる安全な麻酔へ

• 当院では手術中の安全性を第一に、安定した体にやさしい麻酔管理を大切にしています。
• 執刀医、助手、麻酔担当者の3名以上のスタッフで手術を行い、生体監視モニターで常時体の状態を把握しています。
• 動物の体に優しい疼痛管理を大切にしています。手術を行う際には、必ず痛みを伴います。できる限り痛みを感じないよう、手術前より鎮痛剤や抗炎症剤を使用し疼痛管理に努めています。

鎮痛処置の目的

• 鎮痛剤を使用することで、ストレスの原因となる動物の痛みを低減する。
• 疼痛を抑えることで、全身麻酔の投与量を減らすことができる。

当院で使用している鎮痛剤

• 鎮痛剤の投与方法は様々です。持続点滴によって全身投与する方法、注射による投与方法、経皮的に投与する方法、局所神経に投与する方法などです。当院では手術の内容により様々な鎮痛処置を行っています。

  各種オピオイド注射薬	経皮的オピオイド薬	局所麻酔薬

理学療法による疼痛緩和

急性期・・・

手術直後や受傷直後はアイシングを行うことで、局所の疼痛緩和を行います。

慢性期・・・

レーザー療法により炎症部位の疼痛緩和、修復の促進を行います。

マッサージや関節の屈伸運動を組み合わせて行うことで、腫れや浮腫みを取り、治癒を促進する事ができます。当院では鍼灸などの伝統医療も取り入れています。鍼灸施術による効果は疼痛緩和や治癒促進効果が期待されます。